えっそれ、ウッドショック!?本当に高くなったの!?

輸入木材の高騰「ウッドショック」が、国内の住宅産業を直撃しています。これは事実です。 住宅価格の上昇で受注を断念する事業者が出始め、急な値上げを迫られた消費者もあるなど多方面に影響が広がっている。
輸入材の高騰は米国や中国などでの住宅需要の高まりが背景にあるが、輸入への依存を強めていることも遠因との見方があり、国内の林業支援を求める声もあがる。
林野庁によれば、北米の製材価格は昨年4月に約2・4立方メートルあたり353ドル(約3万8600円)だったが、今年4月には同1290ドル(約14万1300円)と3倍以上も上昇。背景には米国や中国の住宅市場の活況がある。
米国では新型コロナウイルス禍を受けた在宅勤務の広がりや低金利などを背景に、住宅建設やリフォーム需要が増大。
今年の住宅着工件数は約160万戸と、昨年(約138万戸)から伸びる見通しだ。
中国でも住宅需要が伸び、材料となる北米や欧州産の木材価格を押し上げている。
これもまた事実です。
ですが、本当に住宅自体の価格がそんなに高くなるものでしょうか?
ハウスメーカーさんでは2割増、3割増で金額を提示しているハウスメーカーさんもおりますが…えっ、本当に原価がそんなに高くなっていますか?
そこで、一般的な住宅の価格内訳についてご一緒に見て行きましょう♪
例えばのお話で、延床28坪の木造2階建ての建売物件を
1100万円税込で施工したとします。
内訳としてこのような感覚です。
看板 5%くらい
防蟻(シロアリ対策)、残土処理 3%くらい
足場 2%くらい
基礎 10%くらい
水回り、サッシの製品 17%くらい
外壁 12%くらい
大工手間 12%くらい
設備手間、副材 9%くらい
壁紙など 3%くらい
電気工事 5%くらい
ハウスクリーニング、ボード、断熱材等
そして、問題の木材の金額
250万円くらい
やはり住宅では木材の金額が一番高くなりますが
250万円が1.2倍でも300万円です。
誤差が50万円の+です。
1100万円が1.2倍だと1320万円。
誤差が220万円です。
えッ…。ウッドショックで、
170万円も利益が増加していませんか?
これから建築を検討の皆様はぜひ、その建物の木材の原価がいくらからいくらに変わってしまっているのかを販売業者、ハウスメーカーさんへ聞いてみてください。
不動産、住宅は一生で一番高い、高価な買い物です。
私、金澤修一は、皆様へ買ってよかった。住んで良かったと思って貰えることだけが生きがいで仕事をしています。
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niigatasi1@gmail.com 金澤修一
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