引っ越し準備
荷造りに便利な用品
□押し入れシート・キャビネットシート
押し入れシートや食器棚に敷くためのキャヒネットシートは発泡ポリエチレンでできています。このシートは割れやすい食器類などを包むのにたいへん便利てす。茶碗などを重ねるときには、このシートをハサミで適当な大きさに切り、間にはさみます。最後に全体をシートで包んでおきます。
食器を重ねる際に、適当な大きさに切った発泡ポリエチレンのシートをはさんでおけば、緩衝材になって食器が割れません。
□ビニタイ
細い針金をビニールのリボンではさんだもので、ガーデニングなどで利用されます。ビニタイは指でねじるだけでしばれるので、コードを束ねてまとめたり、袋の口を閉じたりする際に利用することができます。ほどくのも簡単になるので、たいへん重宝します。
コードをまとめる
電化製品のコードは無理にしばると断線の恐れがあります。束ねてビニタイでしばってまとめましょう。
袋の口をしばる
荷物を入れたビニール袋の口をしぼってビニタイを巻いて閉じておきましょう。
□エアーマット
クッキーやビスケットの缶に入っている、空気の入ったボツボツのあるポリエチレンのシートです。鏡、食器棚からはずしたガラス、美術工芸品などを荷造りするために使います。
ガラスなどの割れものは、エアーマットを2~3重に巻きます。
□布製ガムテープ
段ボール箱を閉じるときに使うほかに、家具や机の引き出しをとめるためにも使います。紙製のテープは安価ですが、家具などに貼りつけると後ではがしにくいので布製がおすすめです。
引き出しをとめるときは、テープの一端を折り返しておくと、はがしやすくなります。ただ
し、できるだけ早くはがしましょう。
□ポリ袋
大きめのポリ袋も荷造りに役立ちます。台所の液体の調味料やビン、衣類などはポリ袋に入れてから段ボール箱で閉じると、中身がこぼれたり、雨で濡れても大丈夫です。
調味料などを入れる
使いかけの調味料やサラダ油、ビン類などを運ぶとき、段ボール箱の内側に敷いておけば、中身がこぼれても安心です。
衣類を入れる
衣類もポリ袋に入れてさらに段ボール箱に入れてしまえば、水に濡れても大丈夫です。
□その他
段ボール箱、軍手、カッター、ビニールひも、ペン、ドライバー、ハサミなども用意しておきましょう。荷造りのために新聞紙、ボロ布、古毛布や古シーツもあると便利です。
ビニールひも
本や紙はビニールひもでまとめましょう。
軍手
荷物を運ぶ時には軍手を着用しましょう。
カッターナイフ
ひもを切ったり箱を開封するときに使います。
油性ペン
段ボール箱に内容物を記載するために使います。
荷造りのポイント
荷造りをきちんとしておかないと、後々面倒です。早めに計画を立てて、日常あまり使っていないものから徐々に荷物をまとめていきましょう。
□段ボール箱には手がかりをつける
段ボール箱は、重くなると持ちにくくなるので手掛かりを作っておきましょう。手がかりは、箱の両側にカッターで適当な大きさの切り込みを入れて作ります。
□本の角には厚紙をはさむ
大切な本を重ねてひもをかけるときは、角の部分に厚紙を折ったものをはさんでおきましょう。このようにすると、ひもの跡がついたり、こすれたりするのを防げます。
□すぐに使う物はひとまとめに
引越し先で、すぐに使うヤカンや茶碗などの食器類、タオルなどはひとまとめにして分かりやすく表示しておきます。ドライバーやカッターなどの工具類もまとめておくと便利です。
□箱に中身と運び込む場所を書く
誰が見ても中身が何か、どこへ運べばいいかが分かるようにきちんと箱に書いておきましょう。上部と側面の両方に書いておけば、箱を重ねた場合にも見えるので困りません。