フック取り付け


室内壁の構造
室内の壁でもっとも多いのは、石こうボードやベニヤ板の壁に壁紙を貼ってある構造です。壁の内部は空洞になっていて、タテ・ヨコ方向それぞれに、柱、間柱、胴緑などの下地材があります。石こうボードなどの壁にネジどめするには、この下地材の場所にしかネジがきかないのでご注意ください。下地材の間隔は、上下左右45cmごとにあるのが一般的です。壁の裏が空洞ではなく、コンクリートの場合もあります。

□壁裏の下地を探す
 壁に棚を設置するには、必ず下地材にネジ止めする必要があります。壁をノックした音の高低で下地材のおおよその位置は推測できますが、正確な位置を知るためには、下地探しを使うとよいでしょう。下地探しには、方式の違う2タイプがあります。

センサー式
スイッチを押しながら動かすと、ランプが点灯して下地材の有無を知らせます。

針式
壁に垂直に押し当てます。下地材がない壁では、針が飛び出して貫通します。

□下地材がない場所にネジどめする場合は
 下地材がない(壁裏が空洞の)場所に棚を設置したい場合は、アンカーやプラグを使って壁にネジがきくようにするとよいでしょう。どちらも、あらかじめ壁に固定した上で、その上からネジを差し込んで使用します。

ねじ込み式アンカー
樹脂でできた円錐型のアンカーを石こうボード壁にねじ込んで使います。

羽根型プラグ
ドリルであけた穴に差し込んで羽根を開くことでネジを固定します。

棚受け金具で棚を作る
棚受け金具を使った、もっとも一般的な棚の設置方法をお紹介します。L字型の棚受けと、それに合う大きさの棚板をご用意ください。

1下地材を探す
 下地探しを使って壁裏の下地材の位置を確かめます。左右同じ高さに2か所ネジ止めする必要があります。マスキングテープなどで壁に印をつけておくと間違える心配がありません。

2片方の棚受けをネジ止めする
 壁裏に下地材がある場所に、棚受けをネジ止めします。まずどちらか一方の棚受けをネジで固定してください。ネジは棚受けに付属されたものか、十分な長さのある物をご使用ください。

3もう片方の棚受けをネジどめする
 もう一方の棚受けをネジどめするのは、棚板をのせてみて、水平器を使って正確に水平になる位置を探してからネジをとめるとよいでしょう。いったん取り付けてしまうと、水平を調整することが難しくなるのでご注意してください。

4棚板を接合する
 左右の棚受けの中央に棚板をのせて、下からネジ止めします。棚板の厚さを考えて、貫通しない適切な長さのネジを使用しましょう。

□さまざまな棚受け金具
 棚受け金具には、多種多様なデザイン、材質、機能のものが市販されています。取り付ける方法はほとんど同じなので、お好みでお選びください。

折りたたみタイプ
棚が不要な時は折りたたんでおけるタイプです。台所の作業台に利用するなどアイデア次第で便利に使えそうです。

ピンフックタイプ
下地材がない石こうボード壁に設置できるタイプです。ピンフックで固定金具を取り付けら上で、棚受け金具を装着します。

コーナータイプ
壁のコーナーに取り付けられる、棚板が扇型をしたタイプです。間接照明などを置くのに最適です。