浴室防水補修
埋め込みタイプの浴槽で、壁とのすき間にシールがしてある場合、亀裂や剥がれが出てくることがあります。放っておくとそこから水が浸入し、下地や土台を腐 らせる原因になるので、早めに補修しましよう。またカビが取れなくなった時もシールを取って補修すると綺麗になります。
◇シリコン系充てん剤
1.古いシールは、引っ張って剥がせるところは剥がします。しっかりついているところは、浴槽側と壁側にカッターナイフで切れ目を入れて剥がします。残った物は割りばしなどでこそぎ落します。
2.汚れを取り除き、よく乾かします。急ぐ時はドライヤーなどを使うとよいでしょう。シールする部分の両側にマスキングテープを貼ります。
3.シリコン系充てん剤(防カビ剤入り)のノズルの先を、シール部分の幅に合わせて切り落とします。ノズルの先をシール部分に当てながら、絞り器を回して絞り出して埋めていきます。
4.水をつけた付属のヘラで、押さえるようにならします。ならし終わったら、すぐにマスキングテープを剥がします。
テープ状のシール材を使う方法
どちらのテープを使う時も、古いシールを剥がして汚れを取り、乾かしてから貼っていきます。
ウレタンゴムシールの場合
台形のウレタンゴムがテープ状になっていて、はくり紙を剥がして貼るだけで、ピッタリ貼れるシール材です。
このテープは伸び縮みしますが、伸ばさないで貼るのがコツです。
角は45度に切って貼り、もう一方も45度に切ってピッタリ合うように貼ります。貼り終えたら、指やスプーンの背などでしっかり押さえます。
成型ポリエチレンテープの場合
2つ折りにして貼る成型ポリエチレンテープ。テープが少し固めなので、カーブのある浴槽には貼りにくいですが、直線部分にはオススメです。
テープの折り目を90度に曲げて先端の裏紙を剥がし、位置を決めてから、裏紙を剥がしながら貼っていきます。角は下半分を45度に切って貼り、もう一方も45度に切ってピッタリ合わせて貼ります。貼り終えたら、指やスプーンの背などでしっかり押さえます。
その他の部分シール補修
タイルの壁コーナー、壁と床の隙間も、押すとゴムのように弾力性がある場合は、「浴槽と壁のシール補修」と同様に補修することができます。
ユニットバスの縫い目や収納棚の周囲、照明器具の周囲などにも、押すとゴムのように弾力性のあるシリコン系充てん剤が使われている場合があります。これも同様に補修することができます。
ゴム栓とチェーンの交換
ゴム栓が老朽化すると、採水口に隙間ができ、そこから水漏れして浴槽の水が減ることがあります。そのままにしておくと、水の無駄使いになるばかりか、空焚きの原因になることもあるので、早めに交換しましょう。サイズがさまざまあるので、古いゴム栓をはずして、持って行き、サイズの合ったゴム栓を探して交換してください。
また、水栓のチェーンを引っ張ってお湯を抜くと水圧でチェーンが切れることがあります。その際はチェーンを交換しましょう。ゴム栓にチェーンがついた状態で売られている物と、それぞれ別売りになっている物があります。
チェーンの両端についている丸カンというリングは非常に硬いので、ペンチなどで端をつかんで開いて、チェーンあるいはゴム栓を交換します。
ゴム栓とチェーンの交換
ゴム栓が老朽化すると、排水口にすき間ができ、そこから水もれして浴槽の水が減ることがあります。そのままにしておくと、水の無駄使いになるばかりか、空焚きの原因になることもあるので、早めに交換しましよう。サイズがさまざまあるので、古いゴム栓をはずして、持っていき、サイズの合ったゴム栓を探して交換してください。
また、水栓のチェーンを引っ張ってお湯を抜くと水圧でチェーンが切れることがあります。その際はチェーンを交換しましよう。ゴム栓にチェーンがついた状態で売られているものと、それぞれ別売りになっているものがあります。
どちらのテープを使うときも、古いシールをはがして汚れを取り、乾かしてから貼っていきます。
ウレタンゴムシールの場合台形のウレタンゴムがテープ状になっていて、はくり紙をはがして貼るだけで、ビッタリ貼れるシール材です。
成型ポリエチレンテープの場合
2つ折りにして貼る成型ポリエチレンテープ。テープが少し固めなので、カーブのある浴槽には貼りにくいですが、直線部分にはおすすめです。
チェーンの両端についている丸カンというリングは非常にかたいので、ペンチなどで端をつかんで開いて、チェーンあるいはゴム栓を交換します。