網戸張替え
サッシ網戸の張り替え
1網戸をはずす
張り替える網戸をサッシ枠から取りはずしましよう。はじめに、上部左右についている外れ止めを解除します(本紙の裏面をご参照ください)。屋外側から枠の両側を持って上へ持ち上げながら、下部を手前に引くと、枠から網戸を取りはずすことができます。2階の腰高窓など、外に出ることができない場合もはずし方は同様です。網戸を落とさないようご注意ください。
2古い網を取りはずす
網戸の屋外側(押えゴムがある面) を上にして床に置きましよう。ゴミやホコリが落ちるので、下にビニールシートなどを広げておくとよいでしよう。押さえゴムの端を探して、千枚通しなど先のとがったもので起こしてから、引っ張って取り除きます。押さえゴムをはずすと、古い網をはがすことができます。
3サッシの溝のホコリを取る
押さえゴムがはまっていた溝にゴミやホコリがたまっていることがあります。歯ブラシなどで綺麗に掃除しましょう。溝が詰まっていると、新しい鋼を貼る際に押えゴムがきちんと入らない場合があります。念入りにお手入れしてください。床に落ちたゴミを掃除機で吸い取ってから、次の手順へ進みます。
す。
4網戸の上に網を広げる
ロールで売られている網を網戸の上にのせてください。4辺がそれぞれ 10cm程度余るように配置します。専用のクリップがあると、ひとりでも簡単に作業できます。全面に網をのせたら、余分な網をハサミでカットしましよう。製品によっては裏表がある網もあるのでご注意ください。
5押さえゴムをはめ込む
新しい押さえゴムを網戸用ローラーではめ込みます。片手で網を軽く押さえながら、ローラーを転がしていきます。網が大きくズレないように注意しながら作業しましよう。ズレたり歪んだりした場合は、いったんゴムを取りはずして、網の位置を戻した上で、やり直しましょう。
【網戸を張る手順とポイント】
コーナーの少し手前から
押さえゴムはコーナーの少し手前からはめ込むようにします。はじめに角を固定することでズレを防止できます。
次の2辺はたるまないように指で引っ張りなから
すでに反対側は固定されているので、網を軽く引っ張りながら、たるみが出ないように押さえゴムをはめ込んでいきましよう。
はじめの2辺は引っ張らずに固定する
最初の2辺にゴムをはめ込む際、強く引っ張り過ぎると、網がズレるおそれがあります。網全体がズレないように軽く押さえる程度で大丈夫です。
網戸用ローラーの使い方
直線部はローラーを前へ転がしてゴムをはめ込みます。
コーナー部:コーナー部は柄の突起を使ってゴムを押し込みます。
6 余分な網を切る
4辺すべてに押さえゴムをはめ込んだら、余ったゴムをハサミで切って溝に収めます。次に、カッターナイフで余分な網をカットします。刃を枠に当て、押さえゴムのキワ部分を切りましよう。ほっれて飛び出した糸はハサミで切ってください。網戸を枠にはめて、外れ止めを元に戻したら作業完了です。
網戸用カッター余った網をカットするための専用の道具もあります。網をはさんで満に沿って動かすだけで、簡単に切ることができます。