アンテナの取り付け
アンテナの種類
通常、テレビを見るために地上デジタルテレビ(以下 地デジ)放送の電波を受信するアンテナが必要です。一般的に屋根の上に設置されている八木式アンテナか、最近多くなってきたデザインアンテナのどちらかを設置します。また、BSやCSといった衛星放送を見る場合は、さらに専用のアンテナを設置する必要があります。
地デジアンテナの取りつけ方
1設置場所を決める
家庭用の地デジ放送電波はどこでも受信できるように電波の発信場所が全国各地にあります。地デジは電波の指向性が高いため、その発信場所にアンテナの向きを合わせることも重要です。少し外れると十分な電波を受信できなくなります。ご近所の地デジアンテナを参考に同じ方向に合わせるのも一つの方法です。場所と方角が決まったら、アンテナを取りつけます。今回はヘランダ手すりに付属の専用金具で固定しています。べランダ手すり以外に、ポールや外壁などにも取りつけできます。
2アンテナにケープルを接続する
アンテナの端子にTV接続ケーブルを取り付け、その先をテレビのアンテナ端子に差し込みます。これで地デジ放送を見ることができます。
BSアンテナの取り付け方
1設置場所を決める
ベランダの手すりに取り付ける方法を紹介します。設置する場所は正面に大きなビルや障害物がなく空が見渡せる場所を選びます。方角は南南西で、午後2時ごろに太陽がある方向が目印となります。もう一つ簡単な方法はご近所のBSアンテナを参考に、同じ方向に合わせるのもよいです。
2アンテナの角度を決める
金具の取り付けが完了したら、アンテナの仰角を合わせます。お住まいの地域に合った角度に合わせて固定ボルトを締めてください。
3アンテナにケーブルを接続する
アンテナの端子にTV接続ケーブルを取り付け、その先をテレビのアンテナ端子に差し込みます。これでBS放送を見ることができます。
4調整する
BSアンテナの調整は、テレビにBS番組を映して確認しながら、一番映りのよい場所を探します。手順は、アンテナをほんの少し動かして5秒ほど待ってテレビの画面を確認、この繰り返しで微調整を行ってください。アンテナを取り付けた手すりが垂直でない場合は、仰角も微調整してください。
アンテナ関連パーツ
すき間配線ケープル
屋外のアンテナケーブルをサッシのすき間を使って室内に取り込みできるケーブルです。
屋外用分配器
屋外のアンテナケープルからTV電波 を2つに分けることができます。
UHF増幅器
テレビを増設したときなどに起こるテレビ信号のレベル低下を補います。
チェッカー
電波の強さを調べることができます。
分波器
1本に混合されたCS・BS・UHF・VHFなどの電波を、2系統のCS・BSとUHF・VHF電波に分けることができます。