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固定資産税が急に高くなったんですけど・・・!?

不動産コンサルティングマスター 金澤修一

不動産コンサルティングマスター 金澤修一

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ピタットハウス 顔イラスト (1)

Q 数年前に新築した住宅の固定資産税が去年より高くなりました。

 新築住宅に対しては、減額制度が設けられており、一定の要件にあたるときは、新築後3年度分に限り固定資産税が2分の1に減額されます。
 (3階建以上の中高層耐火住宅等(マンションなど)については、5年度分)
例えば、平成20年7月に木造2階建住宅を新築し、平成21年度からこの家屋の固定資産税を納めていて、平成24年度から急に高くなった場合は、平成21・22・23年度の3年度分の固定資産税額が2分の1に減額されていたわけです。
 なお、固定資産税と一緒に納めていただく都市計画税には、このような減額制度はありません。


Q ・古くなった家を壊して駐車場にしたら、土地の税額が急に高くなりました。

 その土地は、平成23年度まで住宅用地として課税されていたためです。
 住宅用地は住宅政策上の観点より、税負担を特に軽減する必要から、固定資産税の課税標準の特例措置を価格の3分の1(小規模住宅用地については6分の1)としています。この度家屋の滅失により、家屋の課税は消滅しましたが、土地についての税額が高くなったのは、この住宅用地の特例措置が外れたことによるものです。



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