初めての物件見学!正直…何を見たら良いか解らない方へ♪
『新築モデルルーム見学!』
資料請求によってもらえる資料と、訪れたモデルルーム先でもらえる資料とには違いがあります。
資料請求によってもらえる資料では、代表的な間取りプランの掲載された簡易版間取り集とコンセプトを伝える小冊子のセットが通例です。
それに対して、モデルルームでもらえる資料は、製本された分厚いリーフレットや全タイプを網羅した間取り図集、図面集、価格情報などのパンフレット一式になります。また、受付などに置いてある「Take Free」の学習ツールにも注目してみましょう。これらのツールでは大抵、ローンについて基本情報から耐震構造に関する事項などマンション購入の基本となる情報が、分かりやすく説明されているからです。
それぞれのマンションによる違いはあれど、こういった資料が手に入ることはモデルルーム見学のメリットの一つといっても良いでしょう。
『中古物件 内見! 時のチェックポイント』
中古マンションを購入する際は、必ず内見をするようにしましょう。不動産屋から渡された資料だけでは分からないことがたくさんあります。
しかし、なんとなく内見してもあまり意味がありません。「目的もなく内見し、部屋の内装などでなんとなく決めてしまい後悔した」なんてこともあるからです。
そういった後悔をしないよう、マンションの内見をする前に「何をチェックすべきなのか」をまとめておくことが大切です。
では、内見の際にチェックしておいたほうがよい点を『共有部分』と『専有部分』にわけてみていきましょう。
『共有部分チェック 管理体制、管理状況を見る!』
まずチェックしておきたいのが、エントランスホール、廊下、エレベーター、階段などの『共有部分』における管理体制です。
不要なチラシが巻き散らかっていたり、ゴミやほこりが舞っていたり、電球が切れていたりするようなことがあれば、あまりよい管理体制だとは言えません。こういう場合は、管理人が常駐していないため、マンションの住民たちの手によって管理されているケースが多いようです。
管理人が常駐しているマンションと比べて、月々の管理費が割安かもしれません。しかし、その分管理体制の質がマンションの住民によって変わってきます。
次にゴミ置き場をチェックしましょう。
マンションの場合は、いつでもゴミを出せるようにしていることがほとんどです。そのため、管理が行き届いていないと、分別や衛生面で不快な思いをする可能性があります。
管理人が常駐しているマンションではきちんと管理されていると思いますが、常駐していないマンションの場合は分からないので、しっかりと確認しておきましょう。
『専有部分をチェック ライフスタイルに合わせて!』
専有部分については、自分にとって使いやすい間取りであることが一番だと私は思います。もちろん好みの問題もあるでしょう。しかし、広いリビングがあって、ルーフバルコニーがあって、東南に面した角部屋で、などと自分の希望を挙げていくとキリがありません。
そこで、何よりも自分のライフスタイルに合わせて、あらかじめ自分の希望に優先順位をつけておくとよいでしょう。例えば、「部屋の数、日当たりのよさ、リビングの広さ、キッチンの使い勝手、ベランダの広さ、お風呂の広さ、子供部屋の有無、収納スペースの有無」など自分の希望を挙げてみます。そして、それらの希望の内、自分に必要なものはどれで、どれならある程度妥協できるかということを明確にしておきます。
そうしておくことで、「内見した時、広いリビングに目を奪われてつい購入しちゃったけど、よく考えたら自分のスペースが欲しかったんだよな~」なんて後悔を予防することができます。ただ広く細長いリビングなどには目を奪われがちですが、よく考えてください。そのリビングに、はたしてソファーとダイニングテーブルを配置できるスペースはありますか?
このように、『専有部分』をチェックする際の材料は個人のライフスタイルなのです。自分がどんなライススタイルをしていて、新居に何を求めているのかということをしっかりと把握した上で、内見にのぞみましょう。
将来的にどうなっていくのかという点も考慮できれば、尚いいです♪
その他、部屋の数、日当たりのよさや風通しのよさでは。
部屋の数は、本当に人それぞれだとおもいます。少なすぎるとスペースが足りなくなったり、逆に多すぎてもスペースを持て余してしまったりすることもあるでしょう。
将来的に何人で生活していくのか、いつまでそのマンションに住むのかなど頭に入れて、必要な部屋数を想定しておきましょう。
日当たりのよさは、内見の時にバルコニーに出れば判断できます。
風通しのよさは、バルコニーの広さや窓の数で判断しましょう。マンションでは湿気がこもりやすいので、風通しのよさは特に重要です。キッチンやお風呂などの水周りも湿気のこもりやすいスペースです。
換気がしっかり行えるかどうか、洗濯機の設置スペースは確保されているか、シャワーの強さ、追い焚きが可能かどうかなどチェックしてみてください。