リフォームしたのに、家が暑すぎる時
●『熱貫流率』って何のこと?
リフォームをしたのに家が暑すぎるのは、『熱貫流率』が高いせいかもしれません。
壁や窓などの各部位で、両側の気温が異なるときに、
暖かい側から冷たい側に向けて、
熱が壁や窓などを通過します。
温度差が1度あったときに、
1時間あたり、
ガラス1m2 を通過する熱量を
ワットで表したものが『熱貫流率(U値)』
数値が小さいほど断熱性に優れていることを表します。
熱を通しやすいのは水です。
そのことから、効率的な対策は吸水性の少ない建材を仕様にするか、両面の材料と内部の仕切りに空気層を設けることです。
ただし、垂直空気層の厚さに熱貫流抵抗が比例するとは限りません。
一番最適とされている空気層の厚さは、約3センチです。