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自宅はあと20年保つのかな。。耐震リフォーム

不動産コンサルティングマスター 金澤修一

不動産コンサルティングマスター 金澤修一

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斜めの~1

・基礎補強

20年ほど前までの住宅は、無筋コンクリートの基礎が多く、現在の鉄筋を入れた布基礎やベタ基礎と比較すると強度不足。こういった基礎や古い独立基礎は、コンクリートで基礎を一体化したり、コンクリートを増し打ちします。又、クラックなどの症状の場合は、専用の注入剤で補修します。

・木部補修

湿気やシロアリによって柱や土台、梁などが腐朽した場合は、その部分を取り替えることができます。土台に場合は、防蟻処理した木材を使います。

・足元補強

柱が引き抜けないように金物を取り付けて、柱を土台にしっかり固定し、足元部分を強固にします。また土台と基礎を留めるアンカーボルトがない場合は、アンカーボルトで固定することが必要です。

・壁補強

耐力壁は壁を新設する場合と既存壁の剛性を高める場合があり、既存壁は、外壁をはがして外部から補強する方法と、室内側から補強する方法があります。柱と横架材の接合部に金物を取り付け、ブレースをかけます。

筋かいをたすき状にかけて、接合部は金物を使い補強し、構造用合板でより強固な壁にします。ブレースの場合も同様にできます。

・接合補強

古い住宅の場合、接合部に金物が使われていない場合も多く、木材の抜けを防ぐために、強度不足の接合部を金物で補強します。

・床面補強

床面の補強は耐力壁と同じように、横架材の接合部に金物を取り付け、ブレースをかけます。


・住みながらリフォーム補強

外壁をはがさずに、外壁側から鉄筋ブレースや鋼材で壁を補強します。


・柱脚の引き抜けに対する補強

外付けホールダウン金物やアラミド繊維ロープなどを柱脚と土台、基礎などの接合部に取り付け補強します。


・屋根材交換

重い屋根材は建物に負担がかかり、それをささえる耐力が必要になります。軽量で丈夫な屋根に取り替えるか、耐力壁で耐震性を強めます。