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生命保険料控除 年末調整

不動産コンサルティングマスター 金澤修一

不動産コンサルティングマスター 金澤修一

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対象となる生命保険料
 対象となる生命保険料は、保険金などの受取人のすべてを自己か又は自己の配偶者、その他の親族とする生命保険契約等の保険料や掛金です。

 この場合の生命保険契約等からは、生命保険会社等と契約した保険契約のうち保険期間が5年未満で一定のもの及び外国生命保険会社等と国外で締結したものなどが除かれます。


対象となる個人年金保険料
 対象となる個人年金保険料は、個人年金保険契約等の保険料や掛金です。
 この個人年金保険契約等とは、生命保険会社等と契約した個人年金保険契約などのうち一定のものをいいます。

 年末調整を行う場合保険料控除申告書に記載されている控除額が一般の生命保険料や個人年金保険料の区分ごとに正しく計算されているかを次の計算により確かめましょう。




生命保険料、個人年金保険料の計算


・2万5千円以下の場合の控除額は
全額になります。

・2万5千1円から5万円までの場合の控除額は
実際に払った保険料の全額に1/2を掛けてその額に1万2千500円をプラスした額となります。

・5万1円から10万円までの場合の控除額は
実際に払った保険料の全額に1/4を掛けて2万5千円をプラスした額となります。

・10万1円以上の場合の控除額は
一律5万円となります。

 注意 一般の生命保険料の控除額と個人年金の保険料の控除額はいずれも最高5万円となり、これらの合計10万円が最高控除額となります。


 また生命保険料の控除額を計算したときに1円未満の端数が出た場合には端数を切り上げます。